【現地旅行会社】カンボジア旅行 | アンコールトラベルサービス
「カンボジア遺跡観光」の第一章として、数あるカンボジアの魅力的な遺跡の中から、特に訪れるべき 3つの世界遺産スポット をご紹介します。
その中でも、カンボジアを代表する観光地である アンコールワット寺院、クメール文化が息づく アンコールトム(バイヨン寺院)、そして自然と遺跡が融合した神秘的な タ・プローム寺院 の魅力をたっぷりとお伝えします。
目次
- アンコールワットの概要
- アンコールワットの見どころ
- 2. アンコールワットの西塔門
- 3. 聖池
- 4. 第一回廊
- 5. 第二回廊
- 6. 第三回廊
- 7. 十字回廊
- 8.森本右近大夫一房 落書き
- 2. アンコールトム
- アンコールトムの見どころ
- 3.タ・プローム寺院
- 4. アンコール遺跡群観光のポイント
アンコールワットの概要
アンコールワットは12世紀前半、アンコール王朝のスーリヤヴァルマン2世により建立されたヒンドゥー寺院です。東西1.5キロメートル、南北1.3キロメートル、総面積約200ヘクタールの巨大な寺院で、建築には30年以上かかりました。当初はヴィシュヌ神を祀るヒンドゥー寺院として建てられましたが、その後仏教寺院へと転用され、現在に至ります。
中心の祠堂はヒンドゥー教の宇宙観「須弥山(しゅみせん)」を表現しており、外堀は大海、参道は現世と天界をつなぐ虹を象徴しています。この壮大な設計には天文学的な知識も取り入れられており、東南アジアを代表する建築遺産として世界中の観光客を魅了しています。
アンコールワットの見どころ
1. 西参道
全長約200メートル、環濠(かんごう)にかかる参道です。現在は修復工事中のため仮設の浮き橋が使用されています。この参道を歩くと、アンコールワットの壮麗な景観が徐々に視界に広がり、期待感が高まります。(現在使用可)
2. アンコールワットの西塔門
中英は【王様の門、両側は【庶民の門】、最両端には【象の門】が並びます。南側の【一般人の門】には【8本腕のヴィシュヌ神像】が立ち、東へ抜け振り返ると【歯を見せて笑うデバダー】があります。
3. 聖池
西塔門から約350メートル進むと左右にある2つの池で、水面に映るアンコールワットが美しく、撮影ポイントとしても大人気です。日の出の時間帯に訪れると、朝焼けの中に浮かぶアンコールワットを写真に収めることができます。
4. 第一回廊
総延長760メートルに及ぶ第一回廊には、ヒンドゥー教の叙事詩『マハーバーラタ』や『ラーマーヤナ』が精巧なレリーフで描かれています。特に「天国と地獄」「乳海攪拌」の壁画は圧巻で、クメール芸術の頂点と言われています。
乳海攪拌 アルマーン 彫刻⇓⇓⇓
5. 第二回廊
こちらの写真は第二回廊です。
第二回廊彫刻
外部とは壁面によって閉ざされて薄暗いです。内側には彫刻は殆どなく首が切られた仏像などが置かれています。外側第三回廊に向かってたくさんの美しい女神像が彫刻されています。
6. 第三回廊
寺院の中心部にある第三回廊からは、アンコール遺跡全体を一望できます。急な階段を上がる必要がありますが、そこから見える景色は息を飲むほど美しいです。訪問には入場制限があるため、早めに訪れるのがおすすめです。
※入場は7:40~17:00、1度に最大100名までです。仏教の日(月で4回)は見学できないです。
7. 十字回廊
こちらの写真はアンコールワットの十字回廊です。
江戸時代に【祇園精舎】と思い込んで訪れた日本人森本右近太夫の記した書をはじめ周辺に14の日本人の筆跡が残されています。北側には【エコーの間があり占い師がいます。また【千体仏の間】もあります。
8.森本右近大夫一房 落書き
2. アンコールトム
アンコールトムの概要
アンコールトムは1181年、アンコール王朝のジャヤヴァルマン7世によって建設された都市遺跡です。その名は「巨大な都市」を意味します。外周12キロメートル、高さ8メートルの城壁で囲まれており、城内には王宮やバイヨン寺院など多くの建造物が点在しています。
ジャヤヴァルマン7世はヒンドゥー教から仏教へと改宗し、大乗仏教の思想に基づいてこの都市を築きました。アンコールトムは防衛施設だけでなく、生活の中心地としての役割も果たしていました。
アンコールトムの見どころ
1. 南大門
5つの城門の中でも南大門は特に壮観です。ナーガ(蛇神)の胴体を抱えた神々と阿修羅(悪鬼)が並ぶ橋が門へと続き、訪問者を出迎えます。門の上部には仏教の象徴である四面像が彫刻されており、威厳ある雰囲気を醸し出しています。
2. バイヨン寺院
ジャヤバルマン7世により創建された、アンコールトムの中心に位置する仏教寺院。回廊には当時の人々の生活や隣国ジャンパ軍との戦いの様子などを描いたユニークな彫刻が施されている。上部テラスでは【クメールの微笑み】と呼ばれる観世音菩薩の四面総像が間近に迫る、独特の宇宙観を感じられる。世界的に珍しい四面像は世の人々に菩薩の加護が及ぶようにという大乗仏教に深く帰依したジャヤバルマン7世の想いを具現したものと言われている。
3. 象のテラス
アンコールトムから約300メートルに渡り象の彫刻が施されている事から【象のテラス】と呼ばれます。かつて儀式や式典に使われたとされます。
4. プラサット・スゥル・プラット
こちらの写真はプラサット・スゥル・プラットという遺跡です。
王宮前広場に点在するラテライト造りの12基の塔です。かつて塔の間に綱を繋ぎ、その上を踊子が渡ったという説があるが真相は不明です。JASA(日本国政府アンコール遺跡救済チーム)により修復がされました。
5. バプーオン寺院
こちらの写真はバプーオン寺院です。
【子隠し】という意味を持つ、11世中ごろに建造されたヒンドゥー寺院です。5つの基壇から成るピラミッド型寺院で、第二回廊には【ラーマーヤナ】の壁画が残っています。長年に渡る修復が完了し、2011年より入場となりました。
6.ピミアナカス寺院
こちらはピミアナカス寺院です。
10世紀後半、スーリャバルマン1世により建てられたヒンドゥー寺院です。王宮の中央に位置するピラミッド型寺院で【天上の宮殿】という意味があります。プノンバケンの山上寺院の石材を移転して再使用とも言われています。
7.ライ王のテラス
こちらの写真はライ王テラスです。
三島由紀夫の戯曲で有名になったテラスです。通路内の壁画に描かれた大蛇ナーガの彫刻が大変美しいです。
3.タ・プローム寺院
こちらはタ・プローム寺院です。
ジャヤバルマン7世が最初に手掛けた仏教寺院です。亡き母の菩提寺として建立されされました。1186年創建の仏教寺院です。東西1000メートル、南北650メートル程の大きな寺院で、碑文によると当時は僧院としてぎの機能しており、僧侶や使用人、踊り子等1万人以上が暮らしていたという。スポアン(榕樹)と呼ばれるガジュマルの一種が遺跡の至る所に絡み付き、発見当時のままその姿を残しています。巨木と遺跡が一体化したような独特の雰囲気があり、アンコールワット、アンコールトムに次いで人気の高い遺跡です。当時は60余りの塔堂が建っていたとされされるが、今ではその7割が倒壊しています。アンジェリーナ・ジョリー主演の映画【トゥーム・レーダー】のロケ地としても有名です。
タ・プロームの見どころ
- ガジュマルの巨木:遺跡を覆う木々が創り出す独特の風景は、他では見られない魅力です。
- 撮影スポット:遺跡と木々が絡み合う姿は、写真愛好家にとってたまらない被写体です。
4. アンコール遺跡群観光のポイント
- 営業時間:アンコールワットの第三回廊は7:40~17:00。仏教の日(月4回)は見学不可。
- チケット情報:アンコール遺跡群の入場券は1日券$37【購入日のみ利用可能】、3日券$62【10日間のうち3日間使用可能】、7日券$72【一か月のうち3日間使用可能】、訪問日程に合わせて購入可能。
-
アンコールワット:入場可能時間&入場終了時間は午前5時から午後5時30分まで。
-
アンコールトム:入場可能時間&入場終了時間は午前7時30分から午後5時30分まで。
-
タ・プローム:入場可能時間&入場終了時間は午前7時30分から午後5時30分まで。
これらの情報は訪問時期や現地の状況により変更される可能性があります。最新の入場時間や規制情報については、公式の観光案内所や信頼できる旅行情報サイトでご確認ください。